ABOUT SAADSINCE 1998



CONCEPT
ワンランク上のモノづくりが
⽇々のファッションにアクセントを。
SAAD(サード)は、ネイティブアメリカンのルーツや技法に敬意を払い、職⼈による⼿仕事を尊重しながら、ワンランク上のモノづくりに挑戦し続けるアクセサリーブランドです。
「本物」「クラフトマンシップ」「独創性」にこだわり、創り上げられたアクセサリーの数々はタイムレスな輝きで、⾝に着ける⼈を優しく包み、⽇々のファッションに寄り添います。

HISTORY
-1998年
SAADの原点
1998年、東京町⽥・仲⾒世商店街の⼩さな店舗からスタートしました。当時は、インディアンジュエリーを始めとしたアクセサリーのセレクト販売に注⼒していました。
しかし、ある⽇、お客様が購⼊したリングが割れ、中からシルバー以外の鉄が出てきてしまいました。創業者であるサード⽒は、⼤変ショックを受け、この出来事をきっかけに全ての仕⼊れを停⽌し、⾃らの⼿で製作する道を選びました。
この転機が「SAAD」の誕⽣となったのです。

オリジナルアイテムの道のりは決して簡単ではありませんでした。特にターコイズやラピスラズリなどの天然⽯は、真贋を⾒極めるために多⼤な経験と時間が必要でした。
イミテーションの⽯を提供されたり、加⼯の過程で不正があったりとたくさんの苦労もありました。
サード⽒は本物を追求するため、直接世界各地の鉱⼭やギフトショーに赴いて素材の仕⼊れを⾃らの⼿で⾏うことを決意。また、インドには⾃⾝で管理する⼯場を設⽴し、すべてのプロセスを管理する体制を整えることで、品質の安定と信頼性を実現しました。
2000年以降、SAADは全国展開をはかり、ネイティブアメリカンの⽂化からインスパイアされた独⾃の世界観を表現する店舗を拡⼤。現在では、シルバーアクセサリーだけにとどまらず、創造性とクラフトマンシップを追求したレザーアイテムや時計も取り扱っています。創業以来⼀貫した「本物」への探究⼼は、⽇本国内だけでなく、海外からも⽀持されるブランドへと成⻑しています。

-2013年
モノづくりの概念を変えた「ドン・デワ」との出会い
2013年、創業者であるサード⽒は、アメリカ・ニューメキシコ州ギャロップを訪れ、歴史と伝統を受け継ぐネイティブアメリカンの⼯芸⽂化に深く触れました。
そして、ズニ族のインレイアーティストとして名⾼い「ドン・デワ」との出会いがSAADのものづくりに⼤きな影響を与えます。

彼は、作品を⽣み出す技術とその繊細で時間や⼿間を惜しまない制作過程を私たちに⽰し、⽯やデザインの細部に⾄るまで意図を持って選び抜き、作品には深い想いが込められていることを伝えてくれました。
特にフェザー(⽻根)は、ネイティブアメリカンにとって「信頼」「名誉」「⼒強さ」の象徴であり、⽻根の向きひとつにさえ豊かな意味が宿っていると語られた。デワ⽒から授かった貴重なエピソードと体験は、伝統的なスピリットと現代的なデザインが融合したSAAD FEATHERに息づいています。
SAADの代表的なモチーフであるフェザーは、お客様に最⾼の「本物」と「品質」を提供するという想いをクラフトマンシップで体現しています。


SYMBOL MOTIF
SAADのアイコンモチーフ。
デザインに込められた想いとメッセージ性
SAADが求める「本物」のアイテムには、卓越したクラフトマンシップと確かな素材を使い、デザインに込められた想いを体現することで⼀つの形になります。
そうして完成したアクセサリーの数々を⾃分⾃⾝のお守り替わり・アミュレットとして。あるいは、想いを込めて⼤切な⼈への贈り物として。デザイン性とメッセージ性の両⾯を楽しめるのもSAADのプロダクトならでは。
SAADを代表する3つのシンボルモチーフをご紹介します。

FEATHER / フェザー
古来よりネイティブアメリカンの世界で神聖な存在とされているイーグル。アメリカを象徴する国⿃「⽩頭鷲(はくとうわし)」の⽻根= イーグルフェザーをデザインモチーフとしています。
このモチーフがジュエリーとして扱われるようになった起源は、その昔、正当なネイティブアメリカンであることを認められるための部族のセレモニー内で使⽤されたイーグルフェザーを、⽇常の中でも肌⾝離さず持ち歩けるようにシルバーで作ろうとしたことがきっかけといわれています。
フェザーはネイティブアメリカンにとって「信頼」「名誉」「⼒強さ」の象徴であり、⽻根の向きごとにも意味を持っています。
左向きの⽻根は「内省(introspection)」を、右向きの⽻根は「前進(advance)」を意味しており、両⽅が揃うことで⾶翔へと導いてくれるとされています。

SUN SYMBOL / サンシンボル
太陽はネイティブアメリカンにとって、すべての⽣命を⽀えるエネルギー源とされており、植物や動物、⼈間すべてに⽣きる⼒を与える神聖な存在であり、神々と⼈々を結びつける役割を持つといわれています。
あらゆる不幸をはね除けるポジティブなパワーを持つ太陽のデザインは「成功」「魔除け」「⽣命⼒」の象徴とされています。
太陽が昇ることで暗闇が明け、いつでも光が差し込むように。と想いを込めて創り出したデザインは⾝に着けるひとに前向きな気持ちや希望を感じさせてくれます。

ARABESQUE / アラベスク
アラベスクのデザインはその昔、7世紀頃イスラム帝国の時代に⽣まれたとされています。建築物や装飾品にも⽤いられたとされる幾何学的な唐草模様は⼈⽣の美しさや調和を表現しています。
⾃由に伸びた唐草が繋がり拡がっている様⼦から無限のサイクルや「永遠」を意味するモチーフとされています。
「良いことが絡み合いずっと続くように」とメッセージが込められており、永遠の愛や⽣命⼒、時間を超えた価値を象徴するデザインとして、古来より永く愛されています。

CRAFTSMANSHIP
MADE WITH
CRAFTSMANSHIP
1998年の創業以来、SAADはネイティブアメリカンのルーツや技法に敬意を払い、職⼈の⼿仕事を尊重しながら、数々のものづくりに挑戦し続けてきました。シルバーや天然⽯、⽪⾰といった全ての素材の仕⼊れから厳格な品質管理をおこない、熟練職⼈の元へ届ける。確かなクラフトマンシップと素材を⼤切にし、時代とともに進化し、モダンと伝統を融合した「本物」のプロダクトを創り続けます。
SAADが求める「本物」のアイテムには、卓越したクラフトマンシップと確かな素材を使い、デザインに込められた想いを体現することで⼀つの形になります。
全てのシルバー製品は、数え切れないほどの時間と情熱を注いでいます。それは単に形を整えるだけではなく、素材の持つ個性や美しさを引き出し、使い⼿の⽣活に溶け込む⼀部となるよう、職⼈たちがその技を尽くして仕上げています。
リアルなディティールを追求し、伝統的な技術とモダンの融合。職⼈たちが⼿作業で⾏うことで、⼯業製品では味わえない温もりとシルバー本来の美しい輝きが⽣まれます。熟練のクラフトマンが持つ知識と経験、そして現代の創造性と精密な技術が組み合わさることで、時代に左右されない不変的な作品が完成されるのです。

-STERLING SILVER
肌に寄り添う、素材本来の無垢な美しさ。
「本物」「信頼」を象徴するSTERLING SILVER(スターリングシルバー)。
SAADでは、お客様に永くご愛⽤いただくために、厳しい品質管理を徹底しています。すべてのアクセサリーは、熟練の職⼈が⼀つ⼀つ丁寧に作り上げ、最終チェックを通過したアイテムのみをお届けします。シルバー製品は、アレルギーのリスクを低減するためにニッケルを含まないものを採⽤し、銀含有量も93%以上を保証しています。肌に優しいだけではなく、美しい輝きを実感できる本物のシルバーをお届けします。


DESIGNER
「本物」を追い求めて
時を超えて愛されるものをつくる
Designer / デザイナー
デザイナー兼代表取締役
モハマド・ユセフ・サード
「SAAD(サード)」の代表取締役であり、現デザイナー。
店名は⾃⾝の名前の意味が幸運だった為、その意味にあやかり「SAAD」とした。